今朝は、8時から民主党の法務部門会議。私が、NC副大臣として司会役を務めています。
栃木県足利市で幼女を殺害したとして無期懲役が確定したが、先日冤罪が晴れて釈放された菅家利和さんからお話を聞きました。

マスコミ公開のため、取材の方で部屋は埋め尽くされていました。

こんな感じです。
菅家さんは、ある朝突然警察に連行され、犯人と決め付けられたあげく、暴行や精神的圧迫によって自白を強要され、検察・警察側の精度の低いDNA鑑定によって最高裁での有罪判決が確定してしまったのです。
菅家さんは、実に17年間も拘束されていましたが、身の潔白を証明するため弁護士とともに粘り強い活動を続けた結果、新しいDNA鑑定により検察・警察側の精度の低いDNA鑑定が覆されたため、ようやく再審請求が認められる見通しです。
酷い!あまりにも酷すぎます。
これは、取り返しの付かない問題ですし、検察トップが形式的に謝罪して済む話ではありません。
検察・警察の捜査が、どこでどのように間違ってしまったのか、事実関係を徹底的に公表していくことなしにこのような冤罪の再発防止はないと思います。

菅家さんの「足利事件」と同じように、DNA鑑定の有効性が疑われている事件はまだ他にもあります。中でも、「飯塚事件」は被告人が最後まで否認した事件で、「東の足利、西の飯塚」と並び称されていたほど、冤罪の可能性が指摘されていました。しかし、こちらは、足利事件での再審決定の見通しが出てきたころ、まるで検察のミスを隠蔽するかのように、昨年10月死刑が執行されてしまいました。
法務省・検察は、いったい何をやっているのでしょうか?

国が罪なき人の人生を滅茶苦茶にする、あるいは証拠隠滅のために無実の人を死刑にする、こんなことが許されてよいはずがありません。
後で簡単に覆されるDNA鑑定、無実の人が殺人を「自白」してしまうような強引な取調べ。自民党長期政権の下でこの国の刑事司法は、ここまで堕落してしまいました。
もちろん、足利事件の真犯人は、全く罪に問われることなく、今でも、完全に野放しの状態です…